〜行政書士松田聡事務所からのお知らせ〜

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伝える難しさ

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こんばんは。2月も中盤を迎えようとしています。一日が経つのは本当に速いものです。北海道新幹線もいよいよ来月開業となり、これまでの在来線を走行している特急を目にするのは時間の問題となりました。どこか寂しさを覚えます。鉄っちゃんの私としては、正直なところ、新幹線を利用する場面があるだろうかとさえ思えてしまいます。何故なら、新駅まで向かう時間を考えると今までと大差はありませんし、料金も場合によっては飛行機の方が安く済みそうな気がしています。やはり、1時間ちょっとで羽田に到着するのと、4時間をかけて東京に到着するのとでは時間的コストからして飛行機に乗ることになりそうです。

ところで、人に何かを伝えようとしても、これが、なかなか伝わらないことが多く感じるのは私だけでしょうか。きっと、伝える側の私に問題があるのでしょうが、どうすれば真意を伝えることができるのでしょう?と、常に葛藤しています。伝えられる側の聴く姿勢もあるのでしょうけれど、やはり、伝える側の伝達方法をよく考えないとならないでしょう。本当に悩んでしまいます。もっとも、聴く側が、すでに聴く以前から聞くの姿勢になり、さらに自分の中での考え方が凝り固まっていては、聴くどころではないのですが。

明日は、小学生5年生に向けて、「いじめ」についてのお話をしてきます。子供たちを惹きつけるにはどうしたらよいのかと、これもまたいつも悩みどころです。自分の経験からして、年々大人しく無関心、かつ無感動の子が増えているような気がしています。また、親の生年月日も知らず、親の名前すら正確に書けず、さらに、自分の住所すら知らない子がいることも事実なのです。自分の身を守るひとつとして、自分の住所、親の氏名、電話番号を最低限覚えておく必要があるでしょう。それが、算数ばかり得意でも、自分自身や身の回りのことを知らないのには閉口してしまいます。

私も三人娘の親ですが、果たして、子供たちに対し、常識的な躾をしてこれたのかと自問自答しています。
・勉強をしない・・・どうして勉強が必要なのか説明できず・・・挙句の果てに、点数を取らないとダメ!あるいは、誰々ちゃんに負けてどうするの!や、トップ10番以内に入らないと(その理屈説明できず)
・朝起きてこない・・・先生、うちの子供が朝起きれないのですが、代わりに起こしてくれませんか?・・・親が解決できないことを他人が介入したとしても焼け石に水
・朝食を食べていない・・・お母さんが寝ているからとは子供の弁・・・親はというと、朝弱いんですよね。・・・ひどいとお金をテーブルに載せているのにそれで食事を買ってこない
まあ、実際に耳にした話です。まだまだ、あります。きりがありません。だからこそ、こちらはお勉強になるのですが・・・

そういえば、そろそろ高校受験の時期を迎えます。自分が受験の時はどうだったかと、ふと思い出したのですが、試験前日に下見にはバスで往復しました。確か、その帰りのバスで、降車の際、運転手が何を勘違いしたのか、私が下りようとしたときに、ドアが閉まり頭を挟まれたのでした。(笑) その結果、翌日の受験に向けた勉強のほとんどが挟まれたことによって消失してしまったらどうしようなどと本気で考えていました。でも、本当に痛かったのですから。翌日は、同じ学校を受験する面々と同じバスに乗り込み、神妙な雰囲気で下車したことを覚えています。あれから、40年近くが経つのですね。どこか穏やかだった記憶があります。

近々、受験を迎える子供達にはこれまでの積み重ねてきた成果をしっかりと発揮して欲しいと願っています。これからの宝ですから。その宝を良くするもそうでなくするも、親次第でしょうね。これは、間違いないことだと断言します。もちろん、自分も反省しきりです。子供を親や大人の都合で振り回しては絶対にいけないことです。その結果、多くの尊い命が絶たれていることも事実ですから。さて、明日は本気で子供たちと向き合い、伝わるように努力し、一緒に楽しんできます。

頭の整理

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新年が明け、まだ半月にも関わらず、新年の余韻すら感じないのは気のせいでしょうか。すでに、申告準備に入りながらも、受注している業務を同時並行で進めているところでした。昨年の今頃はといえば、やはりお正月気分は皆無に等しかった気がします。
一年の進みは年々速さを増しているように思います。今年もあっという間に過ぎてゆくのでしょうね。

今日、事務所スタッフとの会話の中で、昨晩、テレビでアイドルの活動について放映されていたとのことです。話しを聞けば、結構ヤバいことを日常活動のほかに行っているようでした。アイドルの女の子(それも未成年者であることがありあり)がいわゆる下着姿?になり、お金を支払えば、写真撮影をさせ、それも要望に応じて様々な体位になるらしいのです。また、さらにお金を払えば身体の一部を揉ませるような行為もあるとかないとか。

そこまでしなければ売れないものなのでしょうね。芸能人ではありませんからその世界は未知の世界ですけれど。仮に、私が、彼女たちの親だとしたら、とてもとても許容できるようなことではありません。「風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律」によく出てくる用語に、「性的射幸心を煽るような・・・」とあるのですが、間違いなくその用語にバッチリ当てはまるような気がします。果たして、未成年者、かつ、そのような営業行為からして、性的射幸心を煽らないことも無さそうですがいかがでしょうね。

これまでの常識としては、成人前にやっておかなければならぬことは、親の躾け、学校という教育機関などにおいて、しっかりとした教育を受けるべきところが、学校等を中退し、将来を夢見て上京し、ところが、思い描いていた世界とは程遠かったという図式も想定に難くありませんね。もっとも、親自身が送り出した子供が働いてくれ、そこで得た収入をあてにしているのであれば、別でしょうけれど。

なんだか、見えないことがたくさんありすぎです。息の長い芸能人の方々から感じることは、自力で物凄い努力をし、様々な酸いも甘いも経験されたところから、自分という存在をしっかりと見出しているのではないでしょうか。目の前にある大物歌手の方を目の当たりにしたときに感じたのは、オーラを感じたのは言うまでもありませんが、気取りがまったく無いのです。歪曲したプライドを微塵も感じることはなく、すごく親近感を抱いたのでした。

きっと、そこには、本人が本人自身でなければ分からない努力から裏打ちされた「根拠」がそこにはあるのでしょう。煌びやかな世界を醸し出す背景には目に見えない誰にも言わない血と汗を流したからこその煌びやかなのでしょう。一瞬、チヤホヤされその気になっていると、気づかぬ間に裸の王様然となるのは明白でしょう。チヤホヤこそほんの一瞬。自分自身のカラーをしっかり打ち出し、自分が自分をしっかりと許容することが重要でしょう。

表面は平身低頭であっても、中身が伴わなっていなければ、あっという間に化けの皮がはがれてしまいます。こちらでは「A」と言い、あちらでは「B」と言い、こちらとあちらを混乱させる輩もいるようです。そんなことに遭遇しないためにも、自分自身の中のコアそれも微動だにしないコアを養い育てることが必要でしょうね。それらのことをしっかりと肝に命じ日常生活、日常業務を遂行してゆかなければと自戒しています。

明日も、朝から来訪者がお見えになります。会社を作る方と打ち合わせます。函館市内をぐるぐると回ります。明後日は午後から東京入りです。頑張ろうっと。
 

あけましておめでとうございます

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遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年初のブログです。今年の業務は、昨年に引き続き元旦にお電話を頂戴したことが最初でした。しかし、役所が開庁するのは4日ですからそれまでは動きようもありません。そして、4日から正式に今年の通常業務を開始しました。

久しぶりに事務所に出、早速、地方の役所へ向かいましたが、駐車場には一台も車は停まっておらず、入り口には6日から開庁とのこと。これには、呆気にとられました。(笑) 年始早々の出来事でしたが、地方ならではの消防団の方々が一軒一軒回って歩いており、そこには、お正月の雰囲気が漂っていたのが新鮮でした。

最近では、お正月と言えども普段と何ら変わらずお店も開いていますし、お正月の雰囲気を味わいづらくなってきたように思います。ですから、昨年のシルバーウィーク然としたお正月休みでした。それは私だけかもしれませんが・・・。

4日は、そんなこともあり午後からはスタッフと共にコーヒーショップへ向かい、今年の抱負について語り合いました。そこでは、やはり外せなかったのが、独居老人対策だったのです。5日には、独居のお客様宅を訪問し書類をお届けしてきましたが、隣近所の拾人の方々は、早々に介護施設等に入居し、自宅は空き家となっており寂しい雰囲気が漂っていました。

お客様の自宅は坂の上にあるものですから、買い物や病院へ行くことが億劫だと言います。いわゆる買い物難民、通院難民という表現を用いてもおかしくありません。また、日常的におひとり暮らしですから、人と会話する機会がほとんどないため、我々がお邪魔した時は相当の歓待を受けました。次から次と話が途切れずにいて、帰り際も「必ず顔を出してね。」と寂しい中にも期待に胸を膨らませていた表情が忘れられません。帰り際に、自宅前に降り積もった雪を除雪してきました。なんとも不憫でならなかったのです。

このような方が地方都市では日常的光景になって当然の状況と思うと、行政書士という立場は関係なく、何かしらの対応を考えないとならないと改めて痛感しています。目先の制度はあったとしても利用しづらいという高齢者の本音もそこにあるため、その隙間を埋めなければそれこそ命に関わるような結末に至ってしまうことは明白かもしれません。まずは出来ることからと思い、今日6日から車に除雪用のスコップを積んで出かけるようにしました。そこに対価を求める気はさらさらありません。そりゃそうです。困っている方がいたらどうするか?街で倒れている人を見かけたらどうするか?見て見ぬふりですか。

そんなこと出来るわけがありません。まずは、自分が出来ることを考え、もしそのような光景に出くわしたら、出来ることをやる。ただ、それだけです。それこそ、前向きな命の使い方・・・使命ではないでしょうか。仕事が無いと耳にすることが多いのですが、それだって仕事なのです。それがお金にならなくたっていいじゃないですか。デジタルで成し遂げられないことなのです。

ですから、今年はアナログをテーマとして突き進むのです。今年に入り、有り難いことに毎日業務の依頼を受けています。来週は、早速千葉県へ出張してきます。そして、今月下旬には、恒例の広島県へ行ってくる予定です。広島では数年ぶりにお世話になっている診療所のお医者様にお会いしてくる予定です。遠く離れていても、気持ちは繋がっているのです。何かしらのお手伝いが出来ればと考えているところです。

今年も皆様、よろしくお願い申し上げます。本気で頑張りましょう。そして、身体が資本です。皆様お身体にはご自愛くださいませ。







 

原点

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今年も12月に入り、三分の一を迎えます。再来週は今年最後の出張もあり来週中で年内の業務を終えるくらいの勢いでなければなりません。間に合うのか・・・不安もありますが、何とかなるでしょう。そして、また新たな物語がスタートを迎えるのですから気合いで頑張らないとなりません。

さて、今日、友人と話す場面があったのですが、「行政書士一本で食べてゆくのって大変なんだな。だってね、知り合いは行政書士一本では無理そうで別な仕事を兼ねているんだよな。」と話していたのです。私の場合は、キャパが狭いし不器用ですから兼業なんて考えたこともありません。そうは言っても、あらたな事業を企てることとなるとこれまた気合いが入ってしまうのですがね。

行政書士事務所を開業することになり、真っ先に思い出したことがありました。それは、短期間勤めた不動産会社でお会いしたお客様とのやり取りが、個人事業を起こした後、常に心の中でアファメーションのようなもので、励まされ、元気づけられ、言い聞かせていたことでした。いわゆる原点と言っても過言ではありません。

どのような仕事でも、そこには何かしらのビジョンが備わっていて、それを達することで次のビジョン形成が図られるはずです。行政書士に限ったことではありません。このことは、毎年事務所にやってくる子供たちに言い続けていることです。目先に捉われず大局的視点で生存活動を営むことが大切であるはずです。つい先ほど、その当時のお客様とお電話でしたが話す機会に恵まれました。

当時の匂いや雰囲気を想い出し、懐かしみながらも原点を振り返り色々と思い出話に花が咲きました。その方は、今は本州にお住まいですが、私のことを忘れずにいてくれたことに感動しました。遠くにいても応援してくださる方がいる。それだけでも十分感謝なのですが、いつもブログやフェイスブックをご覧いただいているようで、本当に嬉しく思いました。何がご縁となり未来永劫にわたるお付き合いができるか分かりません。その方からも叱咤激励を頂いて電話が終わりましたが、次の数年ぶりの再会をお約束しました。

私は、これまで積み重ねてきたことをさらに上積みさせて様々な事態に対応できるような仕事を行ってゆきたいのです。やはり兼業では為し得ないことが専業では為し得ると信じて疑いません。今月22日には、事務所開業10周年記念としてコンサートを主催します。当初は30名程度と考えていましたが、どうせやるなら大々的にやろうとのことで130名を目標としています。それが、今日現在130名を達成することが出来ました。小さな小さな我が事務所ですが、やることは大きいことをやりたいわけで、100名超のイベントは今回が初めてです。それが、何とか達成でき、さらに超えそうな勢いなのです。明日からも本気で頑張ります。

昨日は急な出張で札幌へ向かい、今日の午前中に函館に戻り、午後からは通常通りのお仕事をし9時頃に帰ってきました。さすがの私もちょっとだけ疲れました。明日への英気を養うため早めに就寝します。


気楽に頑張る!

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本当に久しぶりのブログです。ここ最近は、フェイスブックを中心にしていたものですから、ブログが疎かになってしまいました。
今年もあっという間に11月を迎え、気づけば12月を目の前に控えています。今年は年明けの元旦から仕事が入り、さらに二日も三日もといった毎日でした。これはこれで本当に有り難いことです。事務所も開業10周年を迎え、節目の一年でもありました。出会いがあり別れがあり、紆余曲折しつつも心温まることもあり、人生の縮図をこの一年間で過ごしてきたように思います。実際にまだまだこれからも色々なことがあるのですがね。

この世に生まれて51年、結婚して26年、親になって25年、爺になって3年、公務員20年、民間企業2年、個人事業10年・・・様々なことを年数に置き換えると色々なことが想い出されます。この中でも、個人事業の10年は長いようであっという間に今を迎えています。年齢を重ねるごとに一年の進み具合が速く感じるのを実感しています。そして、来年の今頃は生きていられるだろうか?や、来年も行政書士をしているだろうか?など、色々なことが頭の中を駆け巡っています。

せっかく生まれてきたのですから、何かに頼ることなく、さらに自由人で生きてゆこうと良い意味で開き直っています。やったもの勝ちではありませんが、来月下旬もまた違った趣向でイベントを開催します。一生一度きりの人生ですから、好きなことをやればよいわけで、何かに囚われることも無く、何かに左右されることも無く、自由に気ままに好きなことをやれば良いと心に決めています。ですから、来年の今頃は実際にどんな状況になっているかと思うとわくわくしてきます。

それも多くのお客様から多くの後押しがあり、さらに、心から信用できる何かを見つけられたからです。その何かはご想像にお任せしますが、自分の中の信ずるものの存在は大きいのであって、今年は、それを見つけられたのが良かったのです。これからもまだまだ色々なことを画策してゆきます。多くの子供達に夢や目標を与えられる存在になるには、不断の努力は不可避であってそれを目指し再び点火着火してくれた方がいたことも確かなことです。

ともかく、自分自身のコアをしっかりと認めたうえで、誰の力も借りず、誰に頼ることもなく、全身全霊で毎日を過ごさなければなりません。もちろん、時には大きな気分転換も必要ですが、実際のところ気分転換などする時間があるのなら、自分の当たり前になるよう努力せずにはいられません。今年は飲みに行く機会は五本指で足りています。それで良いのです。自分を奮い立たせなければ発信できませんし着信も出来ません。誰が何と言おうと本気で臨みます。来年の今頃は何をしているのかを目の前の目標として気楽に頑張ります。

「ある電話から」

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先日、突然クレーム?如き連絡が入りました。

その内容は、「あなたは行政書士ですよね。あなたと同じ行政書士がね、昼頃に弁当を買うためだと思うが、横断歩道を渡らずに車道を堂々と横切っていた。一体何様のつもりなんだ。誰がどこで見ているかも知らずして・・・一体、どうなっているのか?」という趣旨の内容でした。

どうやら、その行政書士のことを知っていると思しき人物でした。私に言われてもどうしようもないというのが本音ですが、法令順守という言葉が頭を過りました。

我々は、お客様のご依頼により、様々な許認可申請書類を作成する役目、あるいは遺言や相続といった各種書類を作成するという役目、また、時にはお客様に寄り添って手続きを進めてゆくという役目、それこそ多種多様であるわけです。その多種多様の業務に対し、手続きあり気の姿勢がこのような日常の行動に繋がっているのかもしれません。

お客様はシビアに見ています。本当にシビアに見ています。だからこそ、身を律しなければならないのです。そんなことは敢えて言わなくとも備わっていなければならない資質なのです。子育てに置き換えた時、どのように伝えてゆくのでしょう。私は、今回の件で、日頃の行動言動思考が自らの首を絞めつけてしまう恐れがあることを教えられました。自らを戒めつつ、業務においても十分に気をつけてゆかなければと身を奮い立たせています。

その方から最後に「あなたに言えば、何とかなると思い電話をさせてもらった・・・。今後、何かあった時はあなたにお願いさせていただく」と言われました。よくよく考えてみると、実は、行政書士に対する期待もあったはずです。それでなければ、わざわざこのような電話をかけてくれないでしょう。実に有り難いことです。

明日から新たな一週間が始まり、再び怒涛の一週間となります。さらに海外からもお客様がやってきます。しっかりと肝に銘じて仕事を進めてゆきます。常に原点に立ち返らなければなりませんね。

職業体験

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「職業体験」
〜始めたきっかけ〜
 私は、前々職時代に業務の関係上、道南地域の各市町村教育委員会や小中学校との接点がありました。また、子供が小学校へ入学した当時から現在に至るまでPTA役員を17年程引き受けさせて頂いています。これまで、学校では子供達のために、ゆとり教育、いじめ防止、キャリア教育、食育、地域連携、防犯防災、IT教育など、時世に合わせた教育を取り入れていることを目の当たりにしてきました。
 余談ですが、PTA活動では、現在、各学校で危険マップを作成しているようですが、私がPTA会長として最初に手掛けて作成し、さらに防犯ブザーを警備会社と折衝して寄付をいただき子供達に携帯させるようになり、いずれも当時函館市内での第1号でした。現在では、各学校においても取り入れられているようです。どこかで波を立てるきっかけを作らないとならぬことを体験しています。
 そこで、私自身、現在の行政書士事務所を開業することになり、開業時には二番目の子供が中学へ入学し、当時の校長から「キャリア教育の一環でご協力いただけないか」とのお声がかかったのがきっかけとなり、事務所において職業体験を引き受けることになったのでした。あれから10年が経過し、すでに200名以上の子供達が事務所内にて体験を行いました。

〜子供達の表情〜
 事務所にやってくる子供達の表情は、思い切り緊張しており、中には余りの緊張からか眠ってしまう子もいました。普段、親や先生以外の大人との接触はあまり無さそうな気がします。しかし、ある言葉をきっかけに子供達は一気に日常の表情へ変化してゆくのです。

〜何を体験させるか〜
 職業体験を引き受けたものの、何を体験させようかと試行錯誤した結果、最初は「自分を知る」をテーマとして、子供達の保護者からの承諾を得、市役所において自ら住民票を取得させることにしました。また、自分の親子関係などを題材に親族図を作成させ、相続分を計算させてきました。数年前からは、「会社設立」をシュミレーションさせ、そこから見えてくることや気づくことを言葉にして話してもらうなど、徐々に立体的になってきています。これが気づくと事業計画書に繋がってゆくので面白いのです。

〜体験から見えてくること〜
 住民票を取得する際、請求書に必要事項を記入させるのですが、ここから見えてくることも興味深いのです。両親や家族のことを知らない子供達が当たり前に存在しているのです。ある子にお母さんの年齢について尋ねると、真顔で「母は25歳です」と。逆計算をすると、母が小学5年生の時に生まれた子になるのです。一瞬、「えっ?」と思いましたが、お母さんが何歳の時にあなたは生まれたのかと聞くと、そこでも「25歳です。」と。本人もようやくそこで気づいたということがありました。
 また、会社設立では、個人と対比しながら、商号、本店、資本金、目的をそれぞれ考えてもらいながらの作業です。中でも、会社の目的を設定する際、個人との対比では、子供達の悩みどころであり、私自身も悩みどころです。「なんのために生まれてきたの?」となるわけです。そこから、日常生活における家庭での役割や学業の位置づけについて子供達それぞれ自由に想いを述べてもらいます。これまで事務所に来た子供達の中で9割以上の子は「社会貢献」や「人のため」と話してくれました。


〜職業体験を通じて〜
 この職業体験では、我々行政書士について、人の出生から死に至るまで、名づけて「人生スケール」を子供達に想定してもらい、各場面における行政書士の役割を体感してもらっています。
職業体験をとおして、子供達の頭の柔軟性により、今後の行政書士業務のヒントを頂ける最高のチャンスだと毎回感じています。
その一方で、家族という単位についても、今後、我々行政書士が各クライアントにしっかりと寄り添って、親は子を、子は親を、それぞれ大切なことを知ることの必要性を訴えてゆくことを感じています。
何故なら、家族が崩壊し、相続争いが惹起し、その結果、街並みも商売も崩壊してゆく可能性が十分想定できます。そのためにも、我々行政書士が子供達に対し、今からしっかりと啓発してゆくことが肝要ではないでしょうか。
年内はあと4校から中学生達がやってきます。まだまだ、親父の背中を見せないとなりませんからへこたれませんよ。
 

事務所広告です。

当事務所の広告です。函館市役所本庁舎1階、湯川支所ロビー内で放映されています。
よろしければご覧ください。
https://youtu.be/euCESW_iz7I

 

生前整理、終活・・・???

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しばらくぶりのブログアップです。ここのところフェイスブックにて近況を軽く軽く載せており、ブログを疎かにしていたことに反省です。さて、当事務所もなんと10周年を迎えることが出来ました。あっという間でした。多くの皆様に支えられ助けられここまでやってこれました。あらためて感謝申し上げます。

今年に入ってからというもの、休日らしい休日はなく、来月のお盆時期も休む予定はありません。この期間こそ、受託業務を一気に進めるチャンスだからです。当事務所の特徴なのか、業務には必ずといってよいほど、紆余曲折してきた案件が持ち込まれています。だからこそ醍醐味があり、完結後のお客様と共に心から喜びあえるのですからやめられません。

また、公的な意味合い深いお仕事も舞い込み新聞紙上に掲載されるなどテンションが一気に盛り上がります。最近では、生前整理や遺産整理に関わる業務が非常に多く、そのためか地方への出張機会が増えていることも実際です。昨日も、日曜日から帯広、北見方面へ出張し、現地で新たな業務を受託してきました。しばらくは、何度か往復することになるでしょう。

また、本州方面からの生前整理のご依頼もあります。生前整理に、行政書士がどのように関係するのかと疑問を持たれる方も多いと思いますが、実は、いくらでもあるのです。私の得意分野の一つとして、不動産に関することがあります。それも原野商法絡みの調査案件です。昨年も本州や四国から調査依頼があり、一喜一憂する場面に出くわしました。

後世に承継すると一言でいいますが、それはそれは幅が広く、土地の沿革を掴み、さらにその当時の時代背景を鑑み、何故、そのような土地を購入することになったのかまで推測し、お客様に報告することになります。それが、案外見落とされているケースが往々にしてあるのです。原野商法に関わらず、案外、不動産(土地)を保有している方々にも何らかの支障があるかもしれません。

土地を購入するときの心理はどうでしょう?家を建てるときの心理はどうだったでしょう。土地について自ら様々な資料を収集して調査をしたでしょうか?誰か任せにしていませんでしたか?登記しているから大丈夫などと思っているわけではないでしょうね?こんなことを相談者に投げかけています。時すでに遅しなんてこともあり得ます。私の立場として直接的に解決を図ることはほとんど難しいでしょうが、何かしらの方法についてお伝えすることが出来る可能性があります。

財産を保有した責任として、後世に承継するのであれば、元気なうちに内在している問題点をあからさまにしておくことで、将来、相続が開始されたときにスムーズにことが運ぶことでしょう。先週、土曜日には午前はある小学校の社会学級にて、また、午後は福祉関係のボランティアグループにて、生前整理と終活をテーマとして講演してきました。午前午後で総勢70名近くの方々に聴いていただくことができました。そこで、出た共通する心配ごとが浮き彫りにされたのです。

その浮き彫りになったことを基に、お取引先の社長との会話の中で、法人化しようかという新たな話題も出てきました。その根底にある大きな目的や命題はただひとつ・・・「安心」というキーワードです。法人の話しは夢物語としても、何らかの形にして「安心」を掴んでもらおうと考えています。その前提で、来月中にある小さなイベントを開催します。生前整理、終活は決して他人事ではありません。財産の大小でもありません。生きているからこそ避けられないこと。それは十人十色なのですが、生きているという共通項がある以上避けられません。

また、生前整理や終活についてブログにてお知らせします。

そういえば、函館市役所本庁舎と湯川支所の戸籍関係の窓口付近のモニターに昨日から不思議な内容のものが映し出されています。もし、興味があれば行ってみてください。

きづこうよ

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今年も6月に入りました。つい先ほど帰宅したのですが、遅い時間にも関わらずお客様が快くお待ちくださっていることには本当に感謝しているのです。今日は午後1時過ぎから外勤に出たきり、事務所に戻ったのは午後10時頃、それまでの間はお客様を5件ほど訪問し、新規で数件のお仕事を受託し、また、ようやく完結を迎えることになった業務もありました。

また、今週末は千葉県は蘇我、東京は八王子と霞が関、横浜は磯子へ出張してきます。それに並行して時間があれば、新たな事業を模索すべく、ある事業所等を訪問してくる予定です。私の事務所も今年で10周年を迎えますが、いつも心に決めていることは、誰かに依存した仕事の仕方ではなく、自ら発想した仕事を構築してゆくことです。待ちは待ちで終わり、それ以上、進化はありません。

自らの発想こそが仕事を育んでゆくのでしょうが、旧態依然の変化もない仕事は、結局のところ目先のお金さえ手にすればそれで良しなのでしょう。そこには、成長もありませんし、面白味がないような気がします。そうです。今日あるお客様を訪問した際、「先生は仕事をする体型ですね。」と言われました。仕事をする体型?一体、どんな意味だろう。でも、自分の体形を自ら解析するに「いわゆるデブ」なのです。自分の標準体重よりも5キロも多いわけで、これで仕事をする体型と呼べるのかと自問自答していました。

自分の弱さが、食欲や嗜好に現れ、その結果が今の私なのでしょう。もっと、精神力を強め、誰が何と言おうと自分のコアは曲がることなく死ぬまで突き通すくらいの本気さが備わらなければと言い聞かせています。目の前で飛び降り自殺の一部始終を目撃した私ですが、そこから自分の人生観が変わり、いつ死ぬかもしれない生物がもつ運命を自覚させられ現在に至っています。

つい先日、娘の一人が入院し手術を受け、摘出されたものが悪さをするかどうかの瀬戸際に立たされました。しかし、それも娘の運命なわけで、親の私は神のみぞ知るの心境でした。その結果がどうであったとしても、その結果を真摯に受け留め、あとは娘の精神力に任せるよりなかったのです。冷たい親だと思われるでしょうが、親子であっても、一人はひとりですから、痛みを知ることが出来なければ、代わりに手術を受けることも出来ず、結局は娘自身のことを周囲から見守ることしか出来ません。

いくら医師に駆け寄ったとしても、どうなるわけではありません。今や、子供が職場に親が送っていくということを耳にします。その職場の方々は言葉には出さないものの冷ややかな目で見ているそうです。当然でしょう。そういう親に限って、社会人である子供がするべきことを親が代わってするような場面が必ず出てきます。たとえば、就職したばかりの時は職場という世界に馴染むまで時間を要するのですが、学生時代の延長と勘違いして「行きたくない」「面白くない」といった理由から職場を簡単に休むなど、そんな時に親が職場にお休みの連絡をするようなことが往々にして起きているようです。

私が就職したときは、送ってもらうなんてとんでもないことで、たとえ風邪を引いたとしても親が職場に電話をするなんて社会人としてはあり得ないことでした。それが、今の時代は変化しているのですね。仕事をするとはいったいどういうことなのか?それ自体を親が理解できていないのかもしれません。私も、経験があるのは、本来本人が書くべき文章を親が代わって書き上げてきたというものです。一瞬にして見破られるのを分かっちゃいないのか唖然としたものです。本当に子供が可哀そうです。そのことを親は全く分かっていないのですね。

これから先、どんな時代になるのでしょう。私自身も、自分を俯瞰して常に自問しながら反省すべきは反省し、果敢に進むべきことは進めてゆきます。さて、明日は8時にお客様を訪問し、その後、お取引先や同業の方が次々に来訪されます。午後は、調査と申請準備ですね。農地、風俗、建設も待っています。

 


 

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