こんばんは。2月も中盤を迎えようとしています。一日が経つのは本当に速いものです。北海道新幹線もいよいよ来月開業となり、これまでの在来線を走行している特急を目にするのは時間の問題となりました。どこか寂しさを覚えます。鉄っちゃんの私としては、正直なところ、新幹線を利用する場面があるだろうかとさえ思えてしまいます。何故なら、新駅まで向かう時間を考えると今までと大差はありませんし、料金も場合によっては飛行機の方が安く済みそうな気がしています。やはり、1時間ちょっとで羽田に到着するのと、4時間をかけて東京に到着するのとでは時間的コストからして飛行機に乗ることになりそうです。
ところで、人に何かを伝えようとしても、これが、なかなか伝わらないことが多く感じるのは私だけでしょうか。きっと、伝える側の私に問題があるのでしょうが、どうすれば真意を伝えることができるのでしょう?と、常に葛藤しています。伝えられる側の聴く姿勢もあるのでしょうけれど、やはり、伝える側の伝達方法をよく考えないとならないでしょう。本当に悩んでしまいます。もっとも、聴く側が、すでに聴く以前から聞くの姿勢になり、さらに自分の中での考え方が凝り固まっていては、聴くどころではないのですが。
明日は、小学生5年生に向けて、「いじめ」についてのお話をしてきます。子供たちを惹きつけるにはどうしたらよいのかと、これもまたいつも悩みどころです。自分の経験からして、年々大人しく無関心、かつ無感動の子が増えているような気がしています。また、親の生年月日も知らず、親の名前すら正確に書けず、さらに、自分の住所すら知らない子がいることも事実なのです。自分の身を守るひとつとして、自分の住所、親の氏名、電話番号を最低限覚えておく必要があるでしょう。それが、算数ばかり得意でも、自分自身や身の回りのことを知らないのには閉口してしまいます。
私も三人娘の親ですが、果たして、子供たちに対し、常識的な躾をしてこれたのかと自問自答しています。
・勉強をしない・・・どうして勉強が必要なのか説明できず・・・挙句の果てに、点数を取らないとダメ!あるいは、誰々ちゃんに負けてどうするの!や、トップ10番以内に入らないと(その理屈説明できず)
・朝起きてこない・・・先生、うちの子供が朝起きれないのですが、代わりに起こしてくれませんか?・・・親が解決できないことを他人が介入したとしても焼け石に水
・朝食を食べていない・・・お母さんが寝ているからとは子供の弁・・・親はというと、朝弱いんですよね。・・・ひどいとお金をテーブルに載せているのにそれで食事を買ってこない
まあ、実際に耳にした話です。まだまだ、あります。きりがありません。だからこそ、こちらはお勉強になるのですが・・・
そういえば、そろそろ高校受験の時期を迎えます。自分が受験の時はどうだったかと、ふと思い出したのですが、試験前日に下見にはバスで往復しました。確か、その帰りのバスで、降車の際、運転手が何を勘違いしたのか、私が下りようとしたときに、ドアが閉まり頭を挟まれたのでした。(笑) その結果、翌日の受験に向けた勉強のほとんどが挟まれたことによって消失してしまったらどうしようなどと本気で考えていました。でも、本当に痛かったのですから。翌日は、同じ学校を受験する面々と同じバスに乗り込み、神妙な雰囲気で下車したことを覚えています。あれから、40年近くが経つのですね。どこか穏やかだった記憶があります。
近々、受験を迎える子供達にはこれまでの積み重ねてきた成果をしっかりと発揮して欲しいと願っています。これからの宝ですから。その宝を良くするもそうでなくするも、親次第でしょうね。これは、間違いないことだと断言します。もちろん、自分も反省しきりです。子供を親や大人の都合で振り回しては絶対にいけないことです。その結果、多くの尊い命が絶たれていることも事実ですから。さて、明日は本気で子供たちと向き合い、伝わるように努力し、一緒に楽しんできます。